全ての検査結果が出そろい緊張しながら診察室へ
色々なプリントを出され結果を言われ、その際にサラっと
「で、これが悪性腫瘍で乳がんですね。」と。
言われる準備もなくいきなりでした。
「あ、でもおとなしい種類のがんだから安心してね」と。
聞き逃すくらいの小声でガンと言われ拍子抜け
先生の顔がちょっと暗かったのでこれはもしかして、、、
とは感じました。告知するほうも大変だろうな。
事前にがんの知識を色々入れておいたので、スムーズに話が進みました。
一時ダークサイドに飲み込まれそうになりましたが、治る人も増えている病気なので
治療法とか種類とか、最低限のことを知って話を聞くと全然違うと思います。
乳がんにはサブタイプと呼ばれる種類が大まかに4種類あります。
それによって治療方法や飲み薬も違ってきます。
乳がんのサブタイプ
乳がんが何によって増殖しているかでサブタイプがわかります。
ホルモン受容体陽性乳がん
乳がん全体の約60~70%を占める最も多いサブタイプ
ホルモン受容体とはエストロゲン受容体とプロゲステロン受容体のことで
乳がんにこのどちらかがあれば、ホルモン受容体陽性となります。
女性ホルモンを養分として増殖。
増殖能力の低いルミナルAと増殖能力の高いルミナルBがある。
HER2(ハーツー)陽性乳がん
がん細胞の表面にHER2(ハーツー)タンパクが過剰に発現しており
このHER2タンパクが、がん細胞の増殖に重要な役割をしています。
ホルモン受容体/HER2どちらも陽性のがん
ホルモン受容体もHER2もどちらも陽性
トリプルネガティブ乳がん
ホルモン受容体もHER2もどちらも陰性のがん
自分はホルモン受容体陽性乳がんのルミナルAでした。
上記の中で増殖が少ないと言われているタイプなので
先生は「おとなしい種類のがん」と言ったのでしょう。
今後の治療について選んでくださいと言われ
①手術
・全摘出か再建か
②薬
③放射線治療
あと何かあったような、、
しかし前もって決めていたので迷わず
手術で!!!
と、食いぎみに言いました。
というのもテレビやネットで術後の様子を見て
・再建手術大変そう(患者も先生も)
・取らないとずっとがんに怯えて暮らすのか?
・母乳育児で使い果たして満足
・垂れているので愛着もない
・ネットで綺麗な痕を見てこうなるのか!と憧れたため
そもそも女性らしさが少ない見た目&性格なので
手術でなくなるのはラッキー!!ぐらいの気持ちでした、、
不謹慎ですが、、、
でもネットで見た術後の胸は海外のもので、本当にツルっと
なっていたので画像加工されていたのかもなと今となっては思います。
実際はハッキリクッキリ切った痕あります!
先生も決定が早かったので面食らってまして、慌てて最短でできる日を探してくれました。
小学生の息子がいるため平日ではなく休み期間中がいいな~と
考えてましたが、なんとクリスマスイブ前日から1週間入院の予定となりました。
冬休み期間にできる!息子は自分の親に面倒みてもらうことにしました。
12月初めの告知でしたが月末に手術するという最速パターン!
年末年始は家で過ごしたいという人が多いみたいで、たまたま空いてて良かったね~と
言われました。
クリスマスもお正月も病院!なんかイレギュラーでわくわく!