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高齢出産

日本での高齢出産とは日本産婦人科学会によると、初めて出産する35歳以上の人を

「高齢初産婦」と定めています。自分も38歳で第一子を出産したため高齢出産の

枠に入ります。その際に困った事やネットで調べてもわからなかった事があるので

これから出産を控えている方や予定されている方への参考になればと思います。

出生前診断

出生前診断とは、出生前に胎児の遺伝性疾患や健康状態などを検査し

医師が診断することです。

ニュースで話題になったり調べたりして情報が入ってくるものの、種類が多く

「何が違うの??」と困った経験があります。

今までは「クアトロテスト」「コンバインド検査」「羊水検査」「絨毛検査」があり

2013年から新たにNIPT検査(新型出生前診断)が登場しました。

調べ方や費用、精度など違いがあります。どれも保険適用外です。

大きな分類として非確定検査と確定検査があり、さらにそれぞれの検査方法があります。

非確定検査   

クアトロテスト【母体血清マーカー検査】 

 方法:母体から採血   

 期間:15週~18週  精度:80%前後   費用:2~3万円   

 結果が出るまでの期間:2週間前後  

コンバインド検査

 方法:上記クアトロテストとエコー検査の組み合わせ

 期間:11週~13週  精度:83%前後   費用:3~5万円   

 結果が出るまでの期間:2週間前後

NIPT検査【新型出生前診断】

 方法:母体から採血

 期間:10週~     精度:99%前後   費用:15~35万円  

 結果が出るまでの期間:1~2週間

上記は非確定検査のため、陽性の場合は確定審査のため羊水検査などの確定審査を受ける必要があります。

確定検査

絨毛検査

 方法:胎盤の絨毛組織を採取         流産・死産のリスク1/100

 期間:11~14週  精度:ほぼ100%  費用:15~20万円  

 結果が出るまでの期間:2~3週間

羊水検査

 方法:羊水を採取               流産・死産のリスク:1/300

 期間:15~18週  精度:ほぼ100%  費用:15~20万円  

 結果が出るまでの期間:2~3週間

  • 非確定検査でわかるのは確率であるため確定するにはさらに検査が必要
  • 確定検査にはリスクが伴う
  • 非確定検査を経由して確定検査をする場合は時間がタイトであり、費用もプラスαでかかる

   そして重要なのは検査でわかるのは一部の疾患や染色体異常ということです。

しばやん

自分は置かれた環境から検査の必要性を感じ、結果が出た後のことも

先に夫婦で相談の上羊水検査だけ行いました。

かかりつけの産婦人科に相談したときは一瞬「え?やるの?」

という反応をされました。そこは強い希望で押し切りました。

かかった費用は色々含めて20万くらいでした。

結果が出るまでの数週間は不安になるのでなるべく考えないように

していました。

確定検査は大学病院で行っている場合がほとんどなので、かかりつけの産婦人科で

紹介状を書いてもらい初診でチェックや注意点など説明を受けて後日検査という流れです。

希望日に空きがなく日数がずれることもあるため、余裕を持って行動をすることを

おすすめします。

今はわかりませんが、自分が受けたときは羊水かDNAか調べる媒体を

アメリカの研究センターに送ってそこから返答がくるので時間がかかるとわかりました。

結果の用紙もDNAの写真も説明が英語で書かれており、翻訳されたものが

一緒に同封されていました。

結果は異常なしでしたが、出産後にわかったことも色々あります。

それはまた別の機会にいたします。

とりあえず自分の場合はやってよかったという感想です。

これから出産を控えている、または妊娠予定の方の不安が少しでも解消されますように。

改めて調べてみて一番わかりやすかったサイトを載せておきますね。

期間についての表がページ途中にあり、非常にわかりやすかったです。

出生前診断ってなに?分かりやすく解説 - 新型出生前診断(NIPT)− DNAサイエンス

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