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パンク修理は自転車屋の腕による

自転車を利用している人にとってパンクは1日の予定が狂い

修理費用もかかって本当に嫌ですよね。

ここではパンクを予防するには?もしパンクしてしまったらどうすればいいか?

をお伝えしていきます。

パンクを予防する

パンクにはほぼ原因があります。そしてそのほとんどが予防できるものです。

  • タイヤの空気圧を適正にする
  • 段差の衝撃に気をつける
  • 屋根のある駐輪場に停める

タイヤの空気圧

なるべく1~2か月おきに空気を入れる

タイヤの空気圧は本来タイヤの側面に記載してあるのですが

普通のママチャリしか乗りませんという方はそれほど意識して

空気を管理してはいないと思います。

スポーツ車(マウンテンバイクやロードバイク等)に乗る場合は

そこをかなり意識しないと快適に乗れないため気を付けますが

一般のママチャリの場合できれば1か月に1回、最低でも

2か月に1回は空気を入れてほしいところです。

しっかりと空気圧をはかってというのはなかなか難しいと思うので

街にある無料の貸し出し空気入れでもいいですし、

メーターが無い安い空気入れでもいいので

こまめに入れるというのが大事です。

パンク修理で来店した客さんが言っていたのは「半年空気を入れてない」

とか、「入れ方がわからない」という声でした。

パンク修理って作業の割に利益が少ないので

タイヤヤチューブ交換のほうが楽だし利益もあるのです。

パンク修理の相場は800円前後だと思いますが、たまに500円くらいで受け

ているお店さんもあります。

あれはお客さんを呼び込むため仕方なく安くしているのです。

ドラックストアーの箱ティッシュとか、スーパーの入口にある特売品

のようなものです。自転車屋からすると

「入れ方わかんなかったら聞いてよ~!なんなら入れるよ~!」

そして心の中では「だからパンクしないで買う時はうちで買ってね~」

と、なるのです。正直言えばパンク修理は面倒な作業なのです。

ちゃんと空気が入っていれば漕ぐ時も軽いですし小さい障害物も

跳ね返せるのでパンクが防げるのです。

乗る側は乗り心地も良くなってパンクも防げる。

お店は面倒な作業が減るというWIN-WINな事になるんです。

段差の衝撃

たまに勢いよくダーン!!!!と段差を自転車で降りる方を見かけます。

しっかり整備されたマウンテンバイクなら大丈夫ですが

空気の少ないママチャリでは一発アウトでパンクです。

しかもタイヤ内にある車輪の金属がぶつかって大きな穴が2つ開く

リム打ちパンク、通称「スネークバイト(蛇の咬み跡)」というパンクになる可能性が高いのです。

パンク修理しても穴が大きくてうまく塞げない場合が多く

チューブ交換になったり最悪タイヤ交換にまで、、

これも空気をきちんと入れていれば防ぐことができます。

が、やはり何にせよ段差はゆっくり優しく進むのは基本です。

駐輪場は屋根つきがベスト

自転車は金属とゴムでできてます。

いくらステンレスといえども雨ざらしではサビも発生します。

車のようにしっかりとした塗装やワックスを塗るわけでもありません。

タイヤはゴムですし経年劣化もあります。日光にさらされればさらに劣化します。

雨と日光が防げる環境だとかなり長く乗れますし劣化も少ないのです。

もしも屋根のない駐輪場になってしまった場合は自転車全体を覆う

カバーをつけるだけでもかなり違ってきます。

駐輪場を選べる場合は屋根つきをオススメします。長持ちしますよ。

それでもパンクしてしまったら

パンク修理に対する姿勢がお店によって、店員によってかなり違います。

自転車購入時にサービスとしてパンク修理材が入っている場合、その修理剤が

パンク修理を邪魔することもあります。穴埋めのパッチがうまく張り付かないのです。

修理の腕も行う人によってかなり違います。

ふだんから通う店を決めておき相談にのってくれる店員さんがいるところに

依頼するのが一番だと思います。

以上をふまえると故障の少ないエコで快適な自転車ライフがおくれますよ~

という元自転車屋のつぶやきでした。

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